平戸市の空き家再生プロジェクト【外壁付加断熱編】

🏠+α(プラスアルファ)の断熱工事

床・屋根・壁の断熱工事が一段落すると、現場はいよいよ内部の大工工事へと移ります。

しかし、この「空き家プロジェクト」には、まだ大切な断熱工事が残っています。

なぜなら、今回の目標は国内最高ランクの「断熱等級7」だからです。

壁の内部(柱の間)には、すでに105mmのセルロースファイバーを隙間なく吹き込み済み。

しかし、これだけでは等級7の厚い壁は突破できません。

そこで、外壁側に「付加断熱」として、床にも使用したフェノールフォームを30mm重ねていきます。

フェノバボード30㎜

この「外張り」をプラスすることで、ようやく、ギリギリ断熱等級7を達成できる計算です。


😯 断熱等級=「快適さ」の保証ではありません

ここで一つ、お伝えしておきたいことがあります。

「断熱等級7だから、自動的に夏涼しく冬暖かい家になる」……というわけではないのです。

以前も触れましたが、断熱材の性能を最大限に引き出すには、「精度の高い施工」と「丁寧な気密工事」がセットで不可欠です。

どんなに暖かいセーター(断熱)を着ていても、ウィンドブレーカー(気密)を羽織っていないと、

風が通り抜けて寒いのと同じですね。

さらに、

  • 冬の太陽光を室内に取り込む「日射取得」
  • 夏の強い日差しを遮る「日射遮蔽」

これらが設計段階で緻密に練り上げられていなければ、本当の快適さは手に入りません。

果たしてこのプロジェクトは、数値通りに「夏涼しく冬暖かい」理想の住まいとなってくれるのか。

現場のこだわりが形になる瞬間が、今から楽しみです!

次回は、家の空気を整える「換気」についてお届けします。 お楽しみに!!

※前回の記事

平戸市の空き家再生プロジェクト【セルロースファイバー編】

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