高性能な家の基準は?④                           人にも家にも重要な湿度【調湿編】

実はとっても大事な湿度
快適な室内環境を測る指標として温度が注目されがちですが、湿度も実は非常に重要な影響をもたらします。
温度が高すぎると暑く、低すぎると寒いというシンプルな感覚に対し、
湿度は高すぎると不快なジメジメ感やカビの原因となり、低すぎると肌や喉の乾燥、ウイルスの活性化による感染症リスクを高めます。

一般的な住まい
一般的な住まいでは、温度と湿度の調整をエアコンや加湿器といった設備機器に頼らざるを得ません。
夏は冷房、冬は暖房に加え、高湿時には除湿機、乾燥時には加湿器と、季節によって生活家電が必要になってきます。

高気密高断熱住宅の一般的な課題
高気密高断熱の住宅は、「冬場の過乾燥」になりやすいという側面もあります。
外の低温度・低湿度の空気を暖房で温めると、相対湿度が極端に低くなるため、快適な室温でも空気が乾燥しすぎてしまうのです。

新聞紙などをリサイクルしてつくられる断熱材セルロースファイバー

中野ハウジングの住まい
中野ハウジングでは、この過乾燥の問題を「設備機器」ではなく「建材の力」で解決しています。
当社が標準仕様としている高気密高断熱住宅に採用している断熱材は「セルロースファイバー」です。
セルロースファイバーは、調湿性能に優れた素材です。
梅雨から夏にかけての多湿期には室内の湿気を吸湿し、冬の乾燥した時期には蓄えていた湿気を放出することで、
一年を通じて快適な湿度をコントロールしてくれます。
だからこそ、加湿器に頼ることなく、冬でも過乾燥になりにくい住まいを実現できるのです。

 

このホッパーに材料を入れて吹き込みます。

まとめ:調湿性能は、住まい手が決める「快適」の基準
高性能な家の基準は多岐にわたりますが、今回の「調湿性能」については、公的な基準はありません。
しかし、人が感じる快適性、そして家の耐久性にとって、湿度がもたらす影響は計り知れません。
中野ハウジングの住まいは、この「湿度」も自然の力でコントロールすることで、真の快適性を追求しています。

 

 

壁への吹込み状況

最後に:「設備に頼らない、自然の調湿効果」を実際に体感してみませんか?
中野ハウジングでは、高性能住宅の快適性を宿泊してじっくり体感できるモデルハウスをご用意しております。
ぜひ一度、お気軽にお問い合わせください。

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