【平戸】【高性能住宅】【断熱】 性能にこだわる住宅会社【中野ハウジング】
高性能住宅の基準とは?(断熱等級編)
高性能住宅とは何でしょうか?
残念ながら、「高性能住宅はこれだ」という明確な基準は、実は決まっていません。
国によって定められているのは、断熱等級(住宅の省エネ基準)という一つの大きな指標です。
※住宅リフォーム推進協議会より抜粋
では、具体的に何等級からを「高性能」と呼べるのでしょうか?これは正直、工務店によって考え方が異なるのが現状です。
義務化された「最低基準」は要注意!!!!!!!
今年4月から、住宅建築の最低ラインとして断熱等級4が義務化されました。これは「これ以下の断熱性能の家は建て
られません」という文字通りの最低基準です。
そして次の等級5についても、現状は高性能だと見なされがちですが、令和12年(2030年)にはこの等級が最低基準と
なることが決まっています。
この将来的な変更が意味するのは、等級4の住宅は「既存不適格」と見なされ、将来的に資産価値が大幅に下落す
る大きな要因となると弊社は危惧しています。住まいの快適性だけでなく、資産としての価値を守るためにも、最低限
のラインを見極めることが重要です。
中野ハウジングが考える「真の高性能」
私たち中野ハウジングが考える「高性能」とは、最低でも等級6をクリアしているべきだと考えます。
そして、お客様に自信を持って推奨するのは、現行の最高等級である等級7です。
等級6と7の間には大きな技術とコストの壁が立ちはだかりますが、
私たちはお客様の快適性を最優先に考えたご提案をいたします。
そのため、推奨は等級7としながらも、最新の設備との兼ね合いで十分な快適性を実現できると判断した場合は、等級6も
お客様の選択肢としてご提案します。
要は、住まわれるお客様が何を望まれ、何を大切にされるかによって、最適な選択肢があるということです。
しかし、将来的な基準や資産価値を考慮すると、中野ハウジングでは今後、等級5以下の住宅を建てることは、原則として
ございません。
中野ハウジング的考えにはなりますが!三匹の子豚のお家で簡単に例えるならば、等級5は藁の家、等級6は木の家、等級7は
レンガの家といった具合です!!
今回は「断熱」について触れましたが、高性能住宅のもう一つの柱は「気密」です。
次回は、この「気密」の重要性について詳しく解説します。